カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)Khatia Buniatishvili
1987年ジョージア(旧称グルジア)生まれ。6歳よりリサイタルやオーケストラとの共演を行っている。
’03年ホロヴィッツ国際コンクールでは、特別賞受賞。トビリシ国立音楽院在籍時に’05年第3回トビリシ国際ピアノ・コンクールで入賞した際、審査員であったオレグ・マイセンベルグからウィーン国立音楽大学への転入を薦められその後BSI
の奨学金によって、ウィーンでマイセンベルクの下で学んだ。
‘08年にはショパン、ピアノ協奏曲第2番でカーネギーホールにデビュー。同年アルチュール・ルービンシュタイン国際ピアノコンクール3位並びに最優秀ショパン演奏賞、オーディエンス・フェイヴォリット賞受賞。
その後、ケント・ナガノ、ミハイル・プレトニョフ、パーヴォ・ヤルヴィ、ネーメ・ヤルヴィ、ウラディミール・アシュケナージ、チョン・ミョンフン等の著名な指揮者との共演、また、パリ管、フランス国立管、イスラエル・フィル、フランクフルト放送響、ウィーン響、フィラデルフィア管、ミュンヘン・フィル、等世界の著名オーケストラにもソリストとして登場している。また彼女はヴェルヴィエ、ルツェルン、アスペン、アムステルダム、メニューイン、サンクトペテルブルグ、BBCプロムス、ザルツブルク、MDRライプチッヒ、ラ・フォル・ジュルネ、マルタ・アルゲリッチ・プロジェクト等の各音楽祭にも定期的に招かれている。
世界の主要都市でリサイタルを行っているが室内楽も数多く、'12年と'16年にはベルリンにおいて権威ある「エコー賞」を受賞している。ソニークラシカルの専属として’11年リスト・アルバムでCDデビュー、その後毎年のように「ショパン・アルバム」、「マザーランド」(レコード芸術特選盤)、「カイレイドスコープ」(読者ベスト10入り)、2017年にはラフマニノフ「ピアノ協奏曲2、3番」(パーヴォ・ヤルヴィ指揮チェコ・フィル)を発表、いずれも高い評価を得ている。
カティア・ブニアティシヴィリ オフィシャルサイト