ティチアーティはヴァイオリン、ピアノ、パーカッション等を学びナショナル・ユース・オーケストラ・オブ・グレート・ブリテンに所属していたが、15歳で指揮者に転向しスコットランド室内管弦楽団の首席指揮者として3年目のシーズンに入り、バンベルク交響楽団の首席客演指揮者としても活躍している。
客演で招かれているオーケストラはクリーヴランド管、ロサンジェルス・フィル、スウェーデン放送響、ロッテルダム・フィル、ミラノ・スカラ座フィル等、ハイライトとしてはロイヤル・コンセルトヘボウ、ウィーン響、ロンドン響、ライプチッヒ・ゲヴァントハウス管、フィラデルフィア管、また上記にもあるクリーヴランド、ロサンジェルス等は再度の招聘も決定している。また、バイエルン放送響、ブダペスト祝祭管やチューリッヒ・トーンハレ管等でもデビューが決まっている。
また、オペラも多く、グラインドボーン音楽祭で「ドン・ジョヴァンニ」、ザルツブルク音楽祭では「フィガロの結婚」、メトロポリタン歌劇場で「ヘンゼルとグレーテル」、ロイヤル・コヴェントガーデン歌劇場で「エフゲニー・オネーギン」、ミラノ・スカラ座で「ピーター・グライムズ」等世界の主要歌劇場から招かれている。
イギリス・ナショナル・ユース管弦楽団で15歳の時から指揮している。サー・コリン・デイヴィス、サイモン・ラトル等に学び、ハイティンク、デュトワ等にも引き立てられている。
昨年、マリア・ジョアン・ピリスをソリストに迎えたスコティッシュ・チェンバー・オーケストラとのヨーロッパ・ツアーは各地で大好評を博し、同じ組み合わせで2014年にはオーストリアと日本に、2015年には再度ヨーロッパ縦断ツアーが予定されている。
来年からは 77年の歴史を持つグラインドボーン音楽祭の7代目の音楽監督に就任する。
録音はスコティッシュ・チェンバー・オーケストラとのベルリオーズ「幻想交響曲」、バンベルク交響楽団とはハイドンの主題による変奏曲、セレナード第1番等ブラームス作品のアルバムを出していて高い評価を得ている。
ティチアーティはヴァイオリン、ピアノ、パーカッション等を学びナショナル・ユース・オーケストラ・オブ・グレート・ブリテンに所属していたが、15歳で指揮者に転向し、サー・コリン・デイヴィスとサー・サイモン・ラトルに師事した。
「ロビン・ティチアーティ オフィシャルホームページ(英文サイト)」
http://www.askonasholt.co.uk/artists/conductors/robin-ticciati